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概要紹介位置付け・分類支持力・認定範囲施工機械器具・設備施工管理項目土木工事積算歩掛

支持力と認定範囲

■建築関係(旧建設大臣認定)
TAIP工法は旧建築基準法第38条の規定に基づく建設大臣の認定を取得した工法です。
認定番号:建設省阪住指発第6号
認定取得:1999年1月20日



〔1〕 杭の許容鉛直支持力

(1) 長期許容鉛直支持力
Ra=1/3(α・N・Ap+15Lf・φ)
ここに
Ra 杭の長期許容鉛直支持力(kN)
α 先端支持力係数
α=250・・・10≦L/D≦90 (ただし、L≧5mとする)
α=250-10/4(L/D-90)・・・90<L/D≦110
L 杭の長さ(m)
D 杭外径(m)
N 杭先端より下方に1D、上方に4Dの間の平均N値
ただし、N≦60 (個々のN値の最大は100とする。)
Ap 杭先端の閉塞断面積(m2
Ap=1/4・π・D2(m2
Lf 杭の周面摩擦力を考慮する長さ(m)
杭の周長(m)
   
(2) 短期許容鉛直支持力
長期許容鉛直支持力の2倍とする。


〔2〕 杭の種類

(1) 鋼管杭
外径 φ300〜1016.0mm
材質 SKK400 又は SKK490(JIS A 5525)
長さ 80m以下かつ110D以下
   
(2) コンクリート杭
外径 φ350〜600mm
材質 遠心力鉄筋コンクリート杭
遠心力高強度プレストレストコンクリート杭
外殻鋼管付きコンクリート杭
長さ 50m以下かつ110D以下


〔3〕 杭先端適用地盤

支持層の土質種類は砂質土層または礫質土層とする。


■土木関係(道路橋示方書・同解説関係)
「道路橋示方書・同解説、下部構造編」に従って、TAIP工法の杭の地盤から
決まる杭の極限支持力の特性値Ruは次の式で求められます。


Ru=qd・A+U・Σ(li・fi)
ここに
Ru 地盤から決まる杭の極限支持力の特性値(kN)
A 杭先端断面積(m2
qd 杭先端における単位面積当りの極限支持力度の特性値(kN/m2
砂層:220N(≦11,000kN/m2
砂礫層:250N(≦12,500kN/m2
N 杭先端地盤のN値
U 杭の周長(m)
li 周面摩擦力を考慮する層の層厚(m)
fi 周面摩擦力を考慮する層の最大周面摩擦力度の特性値(kN/m2
砂質土:2N(≦100kN/m2
粘性土:0.8Cまたは4N(≦70kN/m2
C 地盤の粘着力(kN/m2




写真1
コアボーリング状況





写真2
コアボーリング結果





写真3
支持層の確認−電流記録計の例


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